top of page

らぷらすでの講座第1回目終了しました!

  • spaceonedrop
  • 2023年10月16日
  • 読了時間: 3分

ここ最近、めっきり更新がご無沙汰でした。

この日のためにいろいろとバタバタしていたのですが、

無事に開催できてやっとひと息。


10月15日(日)に、

世田谷区立男女共同参画企画センターらぷらす区民企画事業で採択された、


「発達障がいを抱えるパートナー(家族)との関係性に悩む

女性のためのお話会&ゆったりアート」(長いタイトル、、)


の第1回目が開催されました!


この企画が採択されること自体が驚きであり、さらに「人が集まるかしら」との

心配をよそに、定員を大きく上回るお申し込みをいただいたことにまたまた驚き、

嬉しい悲鳴を上げながら当日の準備を進めてきました。


「発達障がいを抱えるパートナー(家族)との関係性に悩む」、

要するに「カサンドラ症候群」と言われる方々。。


発達障がいそのものが悪いのではもちろんなくて、

特性、性格、環境という複数の要因と、

そのパートナーである人の性格、環境、時には生育歴等の複数の要因とが

交差して生じる「ズレ」。

その積み重ねによって生み出された歯車の不具合が、

カサンドラ症候群というひとつの現実を見せているのかもしれません。


特に相手がパートナーである場合、家庭内の出来事であるため、

外からは見えづらいことがこれまた状況を難しくしている要因

でもあると思われます。


家庭という閉じられたシステム、世間体、見栄、

そういったものに良くも悪くも守られてしまい、

分厚い壁の外にはその難しさは隠されてしまいがち。


でもこの日、こんなにもたくさんの方がその壁を

突き破って、あるいは少し穴を空けて、

もしかしたらそっと片耳だけ、

この場に集ってくださいました。


ほとんどの方が初対面でしたが、冒頭に感じられた遠慮や緊張感が

時間と共にゆるまって、前で話そうとする私の声も届かなくなるほど、

それぞれお話が盛り上がっていらっしゃいました。


「お話会とアート」という会でしたが、正直なところ、

アートをしたい人ってどれくらいいるんだろう?と思っていましたが、

「お話したい人とアートしたい人に分かれましょう」と

お伝えすると、「アートしながらしゃべりたい」という声が出て、

急遽予定を変更し、全員ずーっとアートとおしゃべりとを一緒に

楽しんでおられました。


その中でも、

・お話が盛り上がってずっとおしゃべりする方々、

・お話もするけど、手も動かしつつ参加する方々、

・テーブルによっては全員黙々とアートして、ふとした時にお話をされる方々、

などなど、思い思いのスタイルでその場に参加して頂きました。


私もそうですが、お話することだけが目的だと、

「何か話さなきゃ」というプレッシャーを感じてしまう事もあるけれど、

手を動かす理由があるというか、そのおかげでその場に居やすい、

ということもあるのかなと見ていて感じました。


次回は11月23日(木・祝)、最終回は12月12日(火)。

単発参加OKです。





 
 

    © 2022 by Namiko Takuwa

    bottom of page